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『「やれやれ」

と鼠がいった。

「この世は日ごとにちちんでいく。

はじめは途方もなく広くて恐いほどだった。

一目散に走りつづけていると、そのうち、かなたの右と左に壁が見えてきてホッとした。

ところがこの長い壁がみるまに合わさってきて、いまはもう最後の仕切りで、どんづまりの隅に罠が待ちかまえている。

走りこむしかないざまだ」

「方向を変えな」

と猫はいって、パクリと鼠に食いついた。』



「カフカ寓話集」(岩波文庫)を読んで、小説は難しい意味や理屈うんぬんではなく楽しんで書くものだ、と思わされました。


カフカのイマジネーションはほんとにおもしろい。
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2009.12.31 | 読書 | Comment:0 | TrackBack:0
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